今日のかおり

アトピーかどうか判断するひとつの基準としていくつかの検査があります。病院によっては初診のときに同時に行うこともありますし、最初はアトピーの状態を観察して必要に応じてする場合もあります。アトピーが重症であることと検査の数値がよくないということは必ずしも一致しません。生活状態や皮膚の状態からアトピーの原因を探し、まずはそれらを排除するように心がけ、薬による治療を続けていって、それでも改善されなかったり悪化している場合には検査をすることになるでしょう。主な検査は3種類ぐらいです。1つめは「血液検査」。少ない摂取量で多くの項目が調べられるようらなりました。血液を採取して血清IgE抗体やダニ特異IgE抗体、末梢血好酸球などの値を調べます。IgEというのは免疫グロブリンEのことです。免疫にかかわるたんぱく質で、アトピーの人はこの数値が高い傾向にあります。好酸球は血液中の白血球で病気と闘う細胞です。この数が多いとアトピーの場合が多い傾向にあります。ですが、この数値はアトピーの症状の強弱で判断されるわけではなく、血液検査の数値が低いからといってアトピーの症状が改善されたわれではないので、この検査だけで診断されることはありません。あくまで判断基準の1つです。


2008-09-26 19:53 
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